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2008/12/10より4043/132673
解析

鉄虎目石 anchor.png Edit

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鉄虎目石(アイアンタイガーアイ)なる天然石のビーズをインターネットで見かけ、取り寄せてみてとても気に入ってしまいました。鉄錆系の地味な縞模様の中に虎目の強烈なシャトヤンシーが輝いています。
鉱物の本にも説明が見あたらず、インターネットで検索したところ「虎目石(タイガーアイ)を含む縞状鉄鉱層」というページが見つかりました。3例ほど写真付きで紹介されていて画像をクリックすると拡大します。2、3番目の標本は虎目層が実に見事です。
このベースの縞状鉄鉱層というのははるか昔(27億年あるいは38億年前)、微生物の働きで地球に酸素が作られ始めた頃、海水中に熔けていた鉄イオンが酸素と結びついて沈殿した物だそうで珪酸分と酸化鉄が交互に層を成して、当時海底だった所には広く分布し現在鉄鉱石として利用されているものだとか。
縞状鉄鉱層(BIF)の形成は海水中の鉄イオンが減少したことで約17億年前に終了し、それから空気中に酸素が増え始めたのだそうです。この縞状鉄鉱層は世界中に広く分布しますが日本には見られません。というのも日本列島の形成された時代がそれよりも新しいからだということです。
この縞状鉄鉱層に虎目石の層が入った物はオーストラリア産だと言いますが、縞状鉄鉱層が見事に褶曲しています。地殻変動で生じた隙間に後に虎目石が形成されたのでしょうか。

一見すれば無機的なこの石が、実は生物が光合成で作り出した酸素がなければ存在しえなかったというのもとても意外な感じがします。

縞状鉄鉱層(BIF)は酸化鉄と石英で出来ている鉄鉱石ですが、なんで縞が出来るんだろう?年輪みたいな物なのかな。
また縞状鉄鉱は世界中に広く分布しているのに、中に虎目が入るのはオーストラリア産に限るみたいなんですが、なんででしょうね。

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Last-modified: 2008-05-26 (Mon) 09:32:57 (JST) (227d) by へんぽらい(henporai)

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